日本人の底力 – 施光恒

日本人の底力 - 施光恒

新経世済民新聞 日本人の底力

日本の「成人力」世界で突出 「読解力」「数的思考力」トップ OECD調査(産経ニュース 2013年10月8日付)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/131008/edc13100823540003-n1.htm

より詳しい調査結果については、文科省のHPにPDFファイルが掲載されています。
(「OECD 国際成人力調査 調査結果の概要」)
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/data/Others/1287165.htm

・日本は国民の間の知的格差が小さく、多くの普通の人々のレベルが高い。

・日本では「単純作業の労働者」、「セミスキルド・ブルーカラー」(農業、林業及び漁業従事者、技能工及び組立工等)、「セミスキルド・ホワイトカラー」(事務職、サービス及び販売従事者)、「スキルド・ワーカー」(管理職、専門職、技術者・準専門職)の間の格差が、他国よりもかなり小さく職業間であまり差がない。

・日本の「単純作業の労働者」のほうが、米国やドイツの「セミスキルド・ホワイトカラー」(事務職、サービス及び販売従事者)よりもかなり点数が高い。

・言語社会学者の鈴木孝夫氏は、日本語の表記システムに漢字があることが、一般庶民と知識層との間に諸外国のような際立った格差ができない一因だと述べています。特に、「音読み」と「訓読み」があることが、知的格差を作らないという点で大きいと論じています。

・「漢字の音読み・訓読み」とは、外来の抽象的概念を、日々の暮らしのなかでなじみやすい日常語に結び付ける働きをもつ仕組み。

・だから日本語の場合は、教養がある人とか、その分野の専門家ではない一般の人々であっても、かなり専門的な言葉が比較的かんたんに理解できる。

・このことは、日本では、「知識人」と「一般の人々」という仕切りがほとんどなく、一般庶民の知的レベルが非常に高いということにつながってくるように思います。

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