日本人OSインストールガイド 準備編 – 松田雄一

日本人OSインストールガイド 準備編 - 松田雄一

言葉の蓄積を増やす方法

  • 読書量を増やす(マンガでもOK)
  • 書く機会(作文ではなく視写)を設ける
  • 会話を充実させて子供言葉からの脱却を図る
  • しっかりと音読する

・自分の考えを持ち、語るべき言葉を持って初めて発信が可能になる。言葉のデータベースがない状態で議論はできない。言語能力がない子供にディベートスキルはつかない。語彙力を身につけることが表現力・発信力の大前提。

・良い言葉を音とともにインプットする。これは言葉の容れ物を心に作っていく作業。子供は「言葉は知ってるが意味はよく分からない、そんな気持ちになったことがない」状態が続く。言葉の容れ物を先に作っておき、人生経験を積んだ際にそれを言葉に置き換える。

古事記・古典の素読

・古事記が事実かどうかはどうでも良い。日本人が先祖から「真実と見做す」として受け継いできたお話。読めば学ぶこと・感じることは多々ある。古事記を近代合理主義に当てはめて読むことは大事な先哲からの贈り物を破棄することになる。

・神話を失うことで民族は共通の価値観、道徳意識を失い、帰属意識を稀薄化させていく。要は外的からの武力がなくても自滅していく。

・現代文はすぐに役立つ、時代の変化に対応している、流行を盛り込んでいるが言葉の重みは未知数。100年先にその言葉が使われているかどうか誰もわからない。言葉の価値は歴史によって決まる。古典の言葉は長いものでは2000年生き続けている。幾世紀を乗り越えて生きる言葉には、私達が気づいていなくても何か価値があるはず。その何かを見出そうとする気持ちで学ぶ、それが古典を素読する核心。

感性を豊かにするには

  • 事例紹介。「こういうものを見聞きして、こう考えた人がいる」というような、先哲の感性を紹介する。
  • 良質のものを体感させる。芸術、音楽、味覚。

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